某オークションでHUBLOTやOMEGA、AUDEMARS PIGUET、Bell&Ross等、腕時計を落札した方 からの
相談が相次いでいます。
<特徴>
- 複数のIDを使用し、主に未使用品を出品している。
- 保証書やケースなどの付属品はすべて揃っておらず、シリアルナンバー等、商品特定につながる情報は
記載されていない。 - 商品説明に「万が一贋作であった場合には、返品返金の保証をするので安心してください。」と記載
されることがある。 - ニセモノの可能性が高いことを理由に返金請求の連絡をすると、返金の条件として、「3日以内に、
第三者の証明書をご用意ください。」との要求がある。
ここで、多くの方が「第三者の証明書」が提出できずに、返金に応じてもらえないとのご相談がなされています。
<証明書の入手の問題>
一般的に、ブランドメーカーや買取り店は真贋に関する証明書等は発行しません。また、民間の鑑定事業者が
あるとしても、信頼できる事業者を「3日以内」に探すことも難しいと言わざるを得ません。
<サイト情報を鵜呑みにしない>
もちろん、オークションサイトに出品される腕時計には、問題の無い物もあると考えられます。しかし、ご相談者の
購入商品を弊会で判定したところ「基準外商品」であったことも事実です。
たとえば、「【ブランド品の真贋保証について】有り得ないお話ですが、万一にも贋作であった場合には、
返品返金の保証をさせて頂きますのでご安心ください。」等の記述がある場合でも、その情報を鵜呑みにせず、
十分ご注意の上、ご購入の判断をするようお奨めいたします。